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内定者インタビュー【建設業編】

-友人との協力体制が就活成功の秘訣- 神奈川大学経済学部
Y.W.さん
2023年10月取材

今回は新潟市の建設業事務職に内定したY.W.さんにお話をお伺いしてきました!


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とっぴー

就活はどんなふうに進めましたか?

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Y.W.さん

就活を意識した時期は早いほうだと思います。高校時代の友人が通う大学では就活指導の時期が早く、情報を共有してくれたので、大学3年になる春休みにはスタートを切りました。6月には就活サイトに登録し、個別の説明会やインターンシップに積極的に参加しました。コロナ禍ということもあり、活動はオンラインが主流でした。


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とっぴー

当初からUターン志望でしたか?

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Y.W.さん

当初は東京か新潟か決めていませんでした。8月に新潟県が運営しているにいがた暮らし・しごと支援センターを訪問したころから徐々に気持ちは新潟寄りになり、企業とのコンタクトが増えていくにつれて、Uターン志望が大きくなっていきました。


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とっぴー

Uターンを決めたのはなぜですか?

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Y.W.さん

うまく言えませんが、新潟と東京では「人の雰囲気が違う」と感じました。私自身、初対面の人と話すのは苦ではありませんが、それでも新潟の人の方が話しやすいし親近感を抱きました。たとえば、インターンシップでも、東京の企業はプロジェクトが設定されたグループワーク、新潟では参加者が自己分析をしていくプログラムが主流でしたが、新潟のほうが学生一人一人を見てくれているように感じたんだと思います。

もう一つ、将来的にずっと東京で暮らしていくイメージが持てなかったこともUターンを決めた大きな要素です。たとえば、満員電車での通勤、ベビーカーを押しての公共交通での移動は自分には無理だな、東京には楽しいことも多いけれど時々旅行で来るくらいでいいかなと思えてきて、地元で働こうと決めました。


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代替テキスト
とっぴー

就活で大変だったことを教えてください。

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Y.W.さん

苦戦したのは、志望する企業を絞っていく段階でした。サイトで魅力的な会社だと思っても、インターンシップや説明会で社員の方と話して「雰囲気が合わない」と感じ、選考で先に進めなくなることが何回かありました。長く働いていくのだから、会社の雰囲気は重視したかったんです。


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とっぴー

他に時間を掛けて準備したことはありますか?

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Y.W.さん

時間をかけたのは、自分の適性を図ることです。人と話すのが好きで、友達から相談を持ち掛けられることが多く、学校ではクラス委員、ファミレスでのアルバイトではリーダーを経験してきたので、最初は営業が向いていると思っていました。でも、本当にそうなのかなと、友達と話しながら自分を見つめなおし、じっくり考えました。

思い出したのが、高校時代の陸上部で、自分のタイム以上にチーム全体の向上のために動いていたこと、先輩と後輩をつなぐ役割を果たしていたこと。「私は人を支えていくのが好きなんだ」「これが自分の適性なんだと」わかって、バックオフィスの事務職を目指そうと思いました。



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代替テキスト
とっぴー

具体的にどのように活動を進めましたか?

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Y.W.さん

8月からはにいがた暮らし・しごと支援センターで、企業研究や面接指導などでお世話になりました。秋以降は大学のキャリアセンターも活用しました。自分の中で役に立ったと思うのは、高校時代の友人や大学の同級生とのオンラインで面接練習です。お互いに指摘しあったり、褒めあったりして、モチベーションを上げていきました。


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とっぴー

友人との関わりが励みになったんですね。

代替テキスト
Y.W.さん

友人たちからの「あなたにはこういう仕事が向いていると思う」という言葉も助けになりました。自分では見えないことを気づかせてもらい、考えるきっかけになったこともありました。


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代替テキスト
とっぴー

これから就活を始める方にメッセージをお願いします。

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Y.W.さん

地域や大学によって就活の情報提供や実際の活動スケジュールが違うことがあります。早く活動を始められると、準備期間が長く取れるので気持ちが楽になります。大学のキャリアセンター、県や地域のしごと支援センターのほか、他大学の友人、地元の友人、中学・高校の友人を総動員して、早めに、広く情報を集めてください。多くの人から話を聞くと情報の偏りもなくなるので、本当におすすめです。


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とっぴー

Uターンを考えている人へのアドバイスはありますか?

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Y.W.さん

進学先や東京と、新潟の間で悩むようなら、様々な地域のインターンシップに参加するのも一つの手です。今はオンラインでの開催が多いので、手軽に参加できます。私は長野県の企業ものぞいてみました。いろいろ比較できると、新潟の良さも実感できるはずです。

就活は一般的に首都圏が先に動きます。首都圏では9月にスタートし、新潟では少し遅れて冬に本格化。なので、新潟の準備運動、練習台として、首都圏で就活を始めてみてはどうでしょう。首都圏で経験したことのフィードバックを地元に活かせるのは、Uターンの利点です。


にいがた暮らし・しごと支援センターの相談員からひとこと


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星野相談員    和田相談員


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星野相談員

Y.Wさんは、就活の準備を3年生の8月くらいから始め、12月くらいまでにはエントリーシート用コメントのひな形が出来上がっていたので、その後は応募する企業毎に微調整をすれば良い状態になっていました。また面接練習では、当センター、大学、お友達などをフルに利用して経験を積んでいました。これから就活に入る方には、準備や段取りがとても大切であることをお伝えしたいです。